「まるット」の視線操作インターフェース開発と感情表現の評価

近年,コミュニケーションロボットは家庭,教育,介護など多岐にわたる分野で活用が進んでおり,ロボットとのインタラクションによる人間への影響についての研究が行われています.本研究では,身体的制約がある人でもコミュニケーションが取れる支援システムの開発を目指し,視線操作を活用した操作インターフェースの提案,遠隔操作ロボット「まるット」のインタラクション評価を行います. 

Fig. 1:PC画面
Fig. 2:視線操作の様子

視線操作でロボットを移動させたり感情を表現させたりできる支援システムを開発しました.

インタラクション実験では,感情表現がどのように認識されるかを評価し,さらに感情表現の有無によるロボットの印象の違いについて調査を行いました.その結果,動作よりも表情による感情表現の方がポジティブな評価を得ており,「まるット」の感情表現においては,表情がより重要な役割を果たしていることが示唆されました.

 今後の展望として,発話を加えた感情表現を実現し,視線操作による「まるット」のコミュニケーションが可能かどうかを検証する実証実験を行いたいと考えています.