授業科目名 離散数学基礎
(Basic Discrete Mathematics)
担当教員 前田 陽一郎
科目区分 専門基礎科目(選択)
開放科目  
開講時期 1年  後期
単位数 2 授業形態 講義
研究室 進化ロボット研究室
電話(内線) 27-8050(4837)

■基本キーワード
 
■個別キーワード
集合、写像、関係、命題、論理、述語、離散グラフ、ブール代数
■授業の目標
情報科学の諸分野はさまざまな数学体系にその基礎をもっている。中でも、情報数学とも呼ばれる離散数学は情報科学の基礎 となる広範な領域からなる数学と理論である。本講ではコンピュータサイエンスの領域において重要と思われる数学的概念や 理論的手法について講述する。
■学科等の学習・教育目標との関連
本講義では、学科学習・教育目標(2)に関連し、コンピュータ技術者にとって必要な数学的基礎理論について学習する。
■授業内容
授業は、離散数学の体系の中から、集合、関数、関係などの代数における基本的概念からグラフ理論、命題・述語論理に至る 入門的講義を中心とする。
第1回 集合
第2回 関数
第3回 命題と述語
第4回 2項関係
第5回 同値関係
第6回 順序関係
第7回 有向グラフ
第8回 グラフの基本的概念
第9回 連結性
第10回 いろいろなグラフ(1)
第11回 いろいろなグラフ(2)
第12回 命題論理
第13回 述語論理
第14回 論理回路
第15回 期末試験
■授業方法
授業は基本的に教科書を中心に進めるが、なるべく多くの例題を解くことにより理解を深めるように心がける。また毎回、講 義後に小テストによる演習課題を課す。
■学生の目標
受講を通して、コンピュータサイエンスにおいて重要となる数学的概念や理論的手法の習得を目標とする。
■評価の方法
成績は定期試験、演習課題、出席状況などを加味して総合評価する。
評価に占める出席の割合:1/3以上の欠席は認めない
評価に占める演習の割合:30%
評価に占める試験の割合:70%
■教科書・参考書等
教科書:守屋悦朗「離散数学入門」サイエンス社
参考書:小倉久和「情報の基礎離散数学」近代科学社
■ その他,注意事項,オフィスアワー等