FSS2011
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特別講演・招待講演

  特別講演 「行動と心のあいまいさをとらえ活かすシステムのために」 【9月12日】
        中村和男氏 (長岡技術科学大学 経営情報系)

概要:"人"そして"人と人の間"の行動と心のはたらきに潜む「あいまいさ」をとらえ、理解し、それを活かすための柔らかな知のシステムの可能性について考える。個あるいは個体間の人間の行動として、物事の選好、生活動作や意見変容などに焦点を当て、それらに係る内的過程における、物事をとらえる視点、様態、類似、概念、感性、評価などのこころのはたらきについて、内在する「あいまいさ」を前提としてとらえ、その知見を人間の判断や活動の支援に活かすための知的システムの可能性に言及したい。

  招待講演 「BMI技術と計算論が変える神経科学」 【9月13日】
        川人光男氏 (株式会社 国際電気通信基礎技術研究所 脳情報研究所)
概要:脳と情報通信機器を直接繋ぐ、ブレインマシンインタフェースがいよいよ実用の域に入ってきました。脳卒中の患者さんのリハビリテーション、ALSの患者さんのコミュニケーション手段、少し怪しいですが、脳波トイなど、広がりを見せています。BMIに使われる機械学習のアルゴリズムなどは、システム神経科学そのものも変革し始めています。キーワードは、脳情報の操作性、定量性、大規模性です。このような新しい潮流を紹介させていただきます。

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